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研修会開催事業について

研修会等の開催の方針について

当協会の研修会は、基本的には、食品衛生法や試験法等の改正・変更等の通知が出され、その適正な解釈や対応が必要とされる場合、また、告示法や通知法等の試験法の改訂などにより会員検査機関での技術的な対応が求められるような場合に、適宜、各作業部会の協力を得て、研修会や説明会を開催することとしております。

その他、既存の試験法や検査技術等に関わる問題あるいは話題となるような情報が得られた場合や対処すべき事態が発生したときには、その都度、それらに関わる情報の提供及び関連内容を取り入れた説明会や講習等の開催を企画いたしております。

さらに、登録検査機関の信頼性確保においてもっとも大事な精度管理研修に関しては、信頼性確保部門対象と試験部門を対象に年2回の開催を行うこととし、また、新人や検査経験の浅い検査員を対象にして、検査の重要性や検査機関における検査員の社会的な役割等についての認識と自覚を促すために初心者研修会を開催しております。

平成22年度の開催予定について

研修会開催の実施詳細については、各作業部会と打ち合わせながら、極力早期に、会員検査機関へ案内いたします。
以下に研修概要と研修会開催時期について計画案を示します。また、計画が具体化し次第、逐次、概要を掲載いたします。

①精度管理研修会(6月時期):終了
理化学検査及び微生物検査に関わる業務管理、厚生局担当官による立ち入り検査結果における問題事例の紹介、解説、分析値の信頼性と分析法の妥当性評価、ISOについて、外部精度管理等についての研修 (試験部門の検査員、検査区分責任者等を対象)

②初心者研修会(7月時期)
輸入食品検査における検査機関の役割、精度管理の現状と向上にむけての対応、分析化学の基礎と理化学検査への応用に関する話、ISO及び検査結果の信頼性と不確かさ付与の仕方について、精度管理の重要性とその評価に関わる解説、企業における品質管理への取り組みや品質検査に対する姿勢や考え等に関わる研修(理化学と微生物は隔年開催を予定)(新人~検査員5年程度の検査実施担当者等を対象)

③食品添加物に関わる研修会(9月時期)
平成21年度に検討してきた食品添加物公定書の改訂に関わる話題、添加物の規格基準や試験法の改訂等に関わる研修及び食品添加物の安全性に関する講義 (全会員検査機関の検査実施担当者対象)

④特殊研修会開催(10月時期)
微生物検査における基礎的検査技術並びにバイオ手法による微生物の確認検査に係わる実技研修ついて (全会員検査機関の検査実施担当者対象)

⑤器具・容器包装に関わる研修会開催(11月時期)
試験法の改訂及び精度管理の仕方等に関する研修 (全会員検査機関の試験実施担当者対象)

⑥残留農薬等に関する研修会開催(12月時期)
残留農薬検査における試験法の確立及び妥当性評価試験等に関わる話題提供 (全会員検査機関の検査実施担当者対象)

⑦業務管理研修会開催(平成23年2月期)
登録検査機関における業務管理要領と輸出入食品検査における内・外精度管理に係わる研修(信頼性確保部門及び指定者対象)